とある男子校のバカ過ぎる日常
「あぁ…今日転校して来た、天野 湊爽緒くん」
「どーもっす」
紹介してくれた克を一瞥した後、坂上を見て会釈した。
「湊爽緒ぉ?かーいい名前だこと(笑)」
…何でどいつもこいつも、俺の名前に突っ掛かるんだ…!!
「オレのことは風児でいーわ。オレは湊爽緒にするき」
「ん。分かった。宜しくな」
「宜しく宜しくーってぇ!!克、湊爽緒!!オレの女の子達をこないにした奴、知らんか?」
「「あー…えっと…先生方?…かな…」」
俺と克は顔を見合わせてそれだけ言った。
正義の存在は、伏せて(笑)
「先生!?先生かぁ…それなら…どもならんな…」
はぁーっと残念そうに項垂れる風児。
わりぃな…どうにか復讐出来そうな相手、居るんだけど(笑)