とある男子校のバカ過ぎる日常
「よっしゃっ!!枝元探して、食堂行こかー♪」
うーわー…分かりやすくご機嫌じゃねぇか(笑)
「あー…舜には俺が連絡しといたから」
「おわっ…克、準備良いな…(笑)」
俺が驚いたような顔を見せると、
「ハハハ…あ、湊爽緒。食堂に着いたらくれぐれも…くれぐれも、俺達から離れへんようにな?」
苦笑いした後、克は急に真剣な眼差しで俺を見て来た。
「?…あ?ん…?わ、分かった」
何で…くれぐれも離れないようにとか、釘刺されなきゃなんねーの…?
食堂には…な、何があるんだ…??
「説明せぇへんでも行けば分かるわ。なぁ林、枝元は食堂に一足先に行ってんのん?」
「あぁ。一応、席取り頼んどいたで」
2人がぺちゃくちゃ喋ってる間も、克に釘を刺されたことが気になっていた。