とある男子校のバカ過ぎる日常
「ん?どうした、湊爽緒。早く食え」
「ふぎあもはぁ!?」
(ふじやもかぁ!?)
何なんだ…何故皆、俺を置いて完食していく…(泣)
んで藤弥…何ですげぇ頼んだ飯を残してんだ…(泣)
「今日は先に食べていた。すまない…いつもの癖で、お任せを頼んでしまった…」
ふざけんなぁあああああっ!!
この量、俺ひとりで食えとぉ!?
いや、無理だろ!!
「俺も腹いっぱいやし〜林と枝元と一緒に…―」
ガシッ
「はふま…ゴクッ…ん、ぜってぇ離さねぇぞ。お前も道連れだ…!!」
「な、なななな、何で俺もやねん。手前の問題やろ〜?」
「お前も食っただろうが…ほら、食えぇえええ!!」
「ふぐもごぉおっ!!」
ふはははははは!!
俺は、竜馬の口に料理を突っ込んだ。
「(き、鬼畜だな…湊爽緒…)」
藤弥は湊爽緒の豹変ぶりに冷や汗をかいた。