とある男子校のバカ過ぎる日常
バカとの放課後は…?
「はぁー?マジ講堂何処だよ…」
何回階段を上り下りしただろうか…
太股が死にそうなんですけど(泣)
あと…竜馬がすげぇ重いんですけど(汗)
ふはぁっと息を吐き、俺は再び上への階段に足を掛けた。
「くぁっ…ねみぃー…あ、湊爽緒」
すると頭上から知った人の声。
これは……
「学ぅううう!!」
ガシィッ
「は?何だよ」
俺に抱き着かれても、クールっつーか、冷めてるっつーか…動じないっつーか(笑)
「講堂の行き方が分かんねぇんだっ!一緒に行こうぜ!?」
「ぁあ?俺今からまたサボろうとしてたんだけど」
「わぁりぃ!!けど頼む!!」
怠そうに頭に手をやる学に、俺は手を合わせて頭を下げた。