イジワルな君と、おバカな私?! (完)
「な、、、章紀。お前何歳?」
「んー、、、よっつ!」
満面の笑顔で指を四本立ててくる章紀。
「三歳違いか、、、。」
「お兄ちゃん、ななつ?」
「おう。小学一年、轟劉矢!俺が、お兄ちゃんになってやってもいいぞ?」
自分で言っておきながら少し照れくさかった。
「ありがとっ!お兄ちゃん。」
「おう。そーいや、家わかんねーんだよな?」
「うん、、、。」
シュン。とする章紀。やっぱり訳あり、、、か?
「俺の家で暮らすか?」
「いいの?」
瞬間、章紀の目が光り輝いた。
小さいくせに表情コロコロ変わんな、、、。
「おう。まず、その汚ねぇ服脱げ。」
そう言って章紀に俺の服を着せた。
「やっぱりデケェな、、、。」
「大丈夫だよ?お兄ちゃん。」
そう言って、ブカブカの服をきてはしゃぎまわる章紀。
「これからよろしくな。」
「うんっ!よろしくね?お兄ちゃん。」
そして、章紀との生活が始まった。