イジワルな君と、おバカな私?! (完)
ー学校。-
今日もいつもと変わらずうるさい教室。
最近変わったと思う事は、、、
「、、、、、。」
毎日、俺の机の中に入れられる、悪口の書かれた紙。
平気で、浴びせてくる悪口。
俺を狙って投げられるごみ。
俺へのイジメが始まった、という事だ。
「本当、、、何でここまでしても学校来るの?」
「ウゼーんだよ。」
その悪口も最初は少なかったものの、日が経つにつれてどんどん多くなっていった。
でも、家に帰れば
「おかえり、お兄ちゃん!」
笑顔で迎えてくれる章紀が居た。
だから、イジメだって耐えれたんだと思う。
そして、章紀と過ごす日々はあっという間に過ぎ、一年が経とうとしていた、、、