イジワルな君と、おバカな私?! (完)
「そういや、小さい頃に家の事話してくれてたんだね?」
そんな事話してくれてたなんて、、、すっかり忘れてたな。
「忘れんなよっ!」
「はは、、、ごめんって!」
曖昧に笑ってごまかした。
正直、こういう話を聴いた後、どう接していいのか分からなかった。
「そんな困った顔すんなよ。」
と言って満面の笑みを浮かべる。
「うんっ!」
私も、笑ってようと思った。
だって、、、劉矢が笑顔でいるから。
「これからもよろしくなっ!」
「うん!」
これから、少しでも劉矢を守っていく事ができるかな、、、
劉矢を守りたい。そう思った。