イジワルな君と、おバカな私?! (完)
文化祭本番。
とうとう文化祭が始まった。私と奏は後半グループなので二人で見て回る事にした。
ちなみに、劉矢も後半グループ。
「なぁ、亜紀。10時半から体育館のステージで俺らのバンド演奏するから見てくれねー?」
劉矢は、「seven☆colors」という七人のグループでバンド活動をしている。
メンバーには一人一人色が決まっており、その色をニックネームにしているらしい。
その中で、劉矢はブラックでリーダーらしい。
学校がメインの活動場所だけど、学校外でも人気が出てきているらしい。
「奏、、、いい?」
「いいよ?見に行きたいっ!」
正直、私も見に行きたいとおもった。
「じゃあ、行くから。」
「おう。じゃあ後でな?」
「うんっ!」
そう言って劉矢は立ち去っていった。
「楽しみだねっ!」
「うん。じゃあ、もう少し時間あるから他見て回ろっか?」
「そーだね。」
私達は劉矢達のバンドの演奏時間になるまで他の店を見て回った。