イジワルな君と、おバカな私?！ （完）

前半グループと交代の時間が来たので私達は教室に戻ることにした。

「ねー、、、亜紀ちゃん、今日轟君の昔からの友達が来るみたいだよ。大丈夫？」

前半グループだった真面目そうな子が話しかけてきた。

「大丈夫。」

「もし何かあったら奏が言ってやるから！」

「ありがと。」

たしか、劉矢がそんな事言ってたな。その子は私と出会う前からの仲らしい。

でも、だいぶ遠くに住んでるみたい。

大丈夫。劉矢は別になにも言ってなかったし。

でも、やっぱり不安で、、、複雑な気分のまま後半がスタートした。