イジワルな君と、おバカな私?! (完)
そして、文化際も終わり後夜祭が始まるという時に、
「劉矢ぁー、後夜祭一緒に回ろ?文化祭回れなかったからぁ。ね?」
何て、自分勝手な事を言って来る。
「嫌。」
「一緒に回ってくれなかったら、、、どうなるか分かんないよ?」
ワガママで自己中心的でぶりっ子の上に、脅迫までするようになったか。
「無理。」
「新月さんがどうなっても知らないよ?」
亜紀だけは絶対に傷つけさせねぇ。
「、、、仕方ねーな。」
コイツ、、、俺が亜紀の事が好きって気付いてる。
「行こぉっ?」
そうして、琉美香と居ると亜紀と夢咲に会った。
しばらく話していたが、急に亜紀が夢咲を連れてトイレに行ったきり帰ってこなかった。
そういえば、、、何か亜紀の様子がおかしかったような、、、。
「ねぇ、、、劉矢ぁ?」
「亜紀っ!」
亜紀の事が気になった俺は、琉美香の手を振り払って亜紀を探しに走りだしていた。
その時に、琉美香がどんな表情をしてたかも知らずに、、、
これから何が起こるかも知らずに、、、