イジワルな君と、おバカな私?! (完)
ー翌日。-
私は、憂鬱な気分になりながらも学校へ行く準備をした。
ダメダメ。たった一日だけでこんな弱気になってちゃ。
今日、、、犯人分かってるよね、、、。
そうして、私は学校へ向かった。
ー学校。-
今日は、上靴に赤いペンキがぶっかけられていた。
「、、、、あちゃー、、、。」
ダメだな。これは。
すると、そこへ妃がやってきた。
私は、急いで上靴を隠した。
「妃っ!おはよ。」
「、、、、、?」
すると、妃は訳が分からないとでもいうように首を傾げた。
「妃、、、?どうしたの?」
すると、妃は少し考えたような素振りをして、、、
「っ!あぁ、ごめん、、、。亜紀っ!おはよーさん。」
そう言っていつもの妃に戻った。
でも、何か変だ。
昨日妃が言ってた事と関係するのかな?
「妃、、、大丈夫?」
「おん、、、。ごめんな?亜紀。話せる時が来たらちゃんと話すから。」
「、、、何を?」
「その時になったら全部話すから、、、。待ってて?」
何を?
「うん、、、。」
「ほな、教室行こかっ!」
色々疑問は残ったけれど、今聞くべきではないと思ったので聞きたい気持ちを抑え教室へと向かった。