イジワルな君と、おバカな私?! (完)
「昆虫が嫌いだよっ☆特にクモっ!」

「え?」

チョー意外な弱みはっけーんww。

「なんで?」

「りゅーったら、もうねー、、、おもしろすぎるよっ!」

「なになに?」

すっごい興味あるっ!

「アイツね?幼稚園ぐらいの小さい頃にさ、外で遊んでたらね?5センチくらいのクモが顔の上に落ちてきてね?大泣きしたのww。それ以来、クモが嫌いになったらしーよ☆」

「5センチ?!」

「うんっ!俺は、もう今はどうってことないけどねww。」

いやいやいや、、、、今でも、5センチは怖いでしょ、さすがに><。

「拓くんっ!ありがとっ♪」

「うんっ☆あとね?りゅーの家族って知ってる?」

「知らない。」

そーいや、そんなの教えてもらったことない、、、。

「りゅーの親は、2人とも海外行ってるんだ、、、、。しかも、1年に一回帰ってくるかどうかなんだ、、、、、、。」

「え、、、、、。」

知らなかった、、、、、。1年に一回帰ってくるか、こないか、、、、。
そんなの寂しすぎるよ、、、絶対。

「お姉さんも居るらしーけどさ、、、なんか、将来の夢を叶えるために、家を出てっちゃったんだって、、、、、。」

家にひとりぼっち、、、、、。
帰ってきても、お帰りって言ってくれる人が居ないんだよね?
ご飯も、一人で食べるんだよね?
一人で寝るんだよね?
家事だって、全部一人でしなきゃいけないよね?

大変で、すっごく寂しい、、、、。劉矢、家ではすっごく孤独なのかな、、、、、、?

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