イジワルな君と、おバカな私?! (完)
ー家。ー
俺は、適当に琉美香を自分の部屋へと招き入れた。
「適当に座っとけ。何か飲み物持ってくる。」
「別に、気遣ってくれなくていいよぉ?」
いちいち面倒だな。
「、、、、、。」
俺は黙って部屋を出た。
どんな時でも、頭に浮かぶのは亜紀の事ばかり。
「、、、、っ!」
何でなんだよ、、、、。
でも、、、仕方ねぇか。
ちゃんとあの時言えなかった、、、、亜紀を守れなかった、、、俺のせいだ。
自分が悪い。
「、、、、、よし。」
俺は気持ちを切り替えて自分の部屋に戻った。