イジワルな君と、おバカな私?! (完)
ー遊園地。ー
「まず、なに乗るぅ?」
遊園地のMAPを持ってはしゃいでいる誠。
「何でも。」
これが、俺にとっての初デートって事になる。
「じゃあ、絶叫系行っちゃお?」
最初からぶっとばしてくる誠。
「お前な、、、。最初から絶叫系はないだろ。」
さすがに、最初から絶叫系はごめんだ。
「だってぇ、、、。」
俯く誠。
仕方ねぇ、、、。
「分かった。行くか。絶叫系。」
「うんっ!」
そういうと、誠の目が輝く。
本当に、分かりやすい奴だと思った。
コイツも案外、、、普通に喜んだり、悲しんだり、罪悪感感じる奴なんだな、、、。
相手の事をよく見ずに、悪い印象だとばかり思っていた。
少し、反省、、、しねぇとな。