イジワルな君と、おバカな私?! (完)
「バカでかい家で、毎日ひとりぼっちなんだよ、、、、。だから、いつもりゅーが嫌がらせしてくるのも、本当はかまってほしいだけなんだ、、、、、。」

たから、劉矢、、、いっつもあんなことばかりしてくるの?

「表では、見せないけど寂しいと思うんだ、、、、、。」

「うん、、、、、。」

劉矢、、、、、親、姉も家を出て、劉矢ひとりぼっちにしたんだ、、、、、。
劉矢の気持ち分かってるのかな?
劉矢がかわいそうだよ、、、、、、。

「拓、、、、、人の家の話勝手にすんなっ!」

「ごめんっ!でも、、、、。」

「かわいそうなんて思うな。俺は別に悲しくなんかない。寂しくなんかない。」

言葉で言うのは簡単だけど、顔がすっごく悲しそうだよ?劉矢、、、、、。

「そーですかっ!私は別にアンタの事情なんて聞いたところで、どーも思わないんだからっ!」

「そーか、、、、、。ならよかった、、、、、。」

なんで、そんな悲しそうなの?
ほんとは悲しーんじゃないの?

私、劉矢のこと何も知らないけど、それだけはわかるよ?
劉矢、寂しいんだよね?

私が、少しでも寂しさをなくしてあげたい、、、、、。

「って!なに考えてんのっ!私っ!」

「なに1人で騒いでんだ?」

このときからだ、、、、、。


あり得ない恋の始まり、、、、、。
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