イジワルな君と、おバカな私?! (完)
数時間連続で、絶叫系に乗りまくった結果、、、。
「無理、、、。」
俺は極限に気分が悪かった。
「大丈夫ぅ?はい、水買ってきたよぉ。」
そう言って水を渡してくれる誠。
「サンキュ。」
俺は、しばらくベンチの上で寝転がっていた。
空を見上げると、いつのまに時間が経っていたのか夕焼け空になっていた。
「、、、きれいだねぇ。」
誠が空を見上げて言う。
「、、、、、だな。」
「ちょっとはマシになったぁ?お土産買って最後に観覧車乗って帰ろっかぁ!」
「、、、、おう。」
そう言って立ち上がる誠。俺もその跡に続いた。
「もう少しだけ、、、劉矢と一緒に居させて。」
そんな誠の小さく呟いた声も聞こえるハズがなく、俺らは観覧車に向かっていた。