イジワルな君と、おバカな私?! (完)
劉矢の過去。 -劉矢sideー
ー十年前。-
「、、、、、。」
俺は、いつものように目覚まし時計の音で目を覚ます。
いつものように、誰も居ない家で朝食を食べる。
「、、、不味い。」
いつも仕事の事しか考えてねぇ親の作る物なんて美味しくない。
親なんて大っ嫌いだ。
俺は、友達何て居なかった。
居なくても一人で生きていけると思っていた。
正直、毎日が退屈で退屈で仕方がなかった。
でも、そんな退屈な毎日を楽しくさせてくれたのは、、、、
こんな俺を変わらせてくれたのは、、、
新月亜紀と言う名の少し変わった名前の女だった。