僕の手のヒラ
次の日。



私は上の空だった。


「おっはよ〜〜!!!」


私はいつもより大きな声で言った。というより叫んだ。



でも、

昨日より酷く


教室には






物音さえしない





ガラーン




としている。





でも





ただ一人。





席に着いている




生徒一人。




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