僕の手のヒラ
「おっはよ〜〜!!」



でも誰も返事がない。



「ルリ〜、ちょっと来て。」



女子の中のボス的存在とその私たちがわたしを呼び出した。




ガンッ




隣の教室に行った途端




私はおもいっきり壁に




ぶつけられた。




「ねえ、私の彼氏とろうとしたって聞いたんだけど、それホント??」




優しい声で




冷たい目で見てくる。



「と…ってないよ!!」


私は怖くて



小さな声しか出なかった。



「嘘つけやごらあ!!!」



私の頬にボスのパンチが


当たりそうになった時、



誰かがボスの、足をかけた。





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