貴方と私の秘密の関係
だから、イジワルな笑みを浮かべたんだ…。


龍くんのバカ…――――。


このことが、後々私と和くんに異変をもたらすことになるなんて、

このときはまだ知る由もしなかった…――――。




龍くんが先に行った後、授業の始まりを合図する後が鳴り、私は自習室に向かった。


今日は、この1時間、自習したら終わりだ~。


それから1時間、自習を終わらせた私は帰る準備をして、そこから出た。


そして、探すのは和くんの姿。


今日は1回も話せてないから、帰る前に1回話したい。


だけど、和くんは何処にも見当たらなかった…。


先に帰っちゃったのかな…?


それだったら、しょうがないよね…。

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