貴方と私の秘密の関係
まさか、そんなことを聞かれるとは思ってなくて、

急に龍くんの名前が出て来てビックリしたと同時に、

思い出しちゃって顔が赤くなった。


顔が赤いの気付かれちゃったかな…?


変な誤解されたらヤダな…。


誤解してないことを祈ったけど、それは聞き届けられなかった…。


「勝手にキスされてんなよ」


そう低く言った和くん。


「えっ…(!?)ん…っ、んんっ!!」


えっ、何?  何で??  今、何が起こってるの…?


訳がわからなくて、頭野中は真っ白。


そして、ようやく今の状況がわかった。


だけど、何で…キスされてるの?

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