貴方と私の秘密の関係
[和哉side]


遂にやってしまった…。


大切な人を傷付けてしまった…。


だけど、どうしても抑えが効かなかったんだ。


あんな光景を見てしまったから。


龍貴に告られて、キスされてるのを見たらどうしようもなくムカついたんだ。


龍貴のことを言ったら舞凛が顔を赤くした…、

それが更にこの感情に拍車を掛けたんだ。


この感情がセーブ仕切れず、アイツを傷付けてしまった…。


本当、俺って最悪……。


これからどうしようと悩んでいると突然、携帯が鳴った。


「もしも~し、和哉?」


「…んだよ浩介」

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