貴方と私の秘密の関係
あいつ今仕事(主張だったんだ)終わったのかよ…。


今日も浩介がムリだって言って、俺に舞凛を送ることを頼んで来た。


正直、一緒にいるのは辛いから、断ろうと思ったけど、

やっぱり1人で帰らせるのは忍びなくて、承諾した。


少し時間が経てば落ち着くはずだったし、だけど、やっぱり断っとけばよかった…。


そう後悔しても遅いけどな…。

「何だよそのテンションの低さ~」


「(お前が高すぎんだよ…)」


そう思ったけど言い返す気にもなれずただ、

「別に…」

と言って返した。


「ふーん、何か悩んでんのか?」


「…別に」


「その悩み聞いてやるから、これから飲みに行かね?」

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