貴方と私の秘密の関係
「(今はそういう気分じゃねーんだけど…)」


「な~、気分転換っつーことでさ」


「(気分転換か…。頭冷やすのには丁度いいかもな)…わーったよ」


「んじゃっ、いつもんとこに。すぐ来いよ」


「あぁ」


そして携帯を切った俺は浩介の待つ店へと向かった。


店に着くと、あいつは既に飲んでいて、マスターと話していた。


「おっ、やっと来た」


「これでも早いと思うけど」


「まっ、いいや。今日は飲もうぜ!!」


「あぁ」


酒を飲みながら暫く浩介と他愛のない話しに花を咲かせていた。

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