貴方と私の秘密の関係
その表には、その日の授業の担当の先生の名前が入っていて、その下に、

生徒の名前、教える教科、学校名が入ってるんだ。


そして、私は自分の名前を探す。


3学期は、前学期同様、8:25分からまた授業を受けることにしてるから、

私はその欄を横へと見て行く。


「えっと……(私は…――――。あっ、…和くんだ)B-3か…」


担当が和くんだってわかって、少しホッとしたけど、同時に凄い緊張感に襲われた。


また、私1人だし…。


これってラッキーなのか、アンラッキーなのかよくわからない…。


「(落ち着け、落ち着け私…。大丈夫、落ち着いて…。

いつも通りにするって決めたんだから)」


そう自分に言い聞かせて、時間になるのを待つ。


時間はあっという間に過ぎて、10分前に来たはずなのに、

もう授業を知らせる音楽が鳴った。

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