貴方と私の秘密の関係
気にしてるけど、緊張の方が大きいから、そんなことも考えられなくなってる。


友達と、一緒に今駅に向かってるんだけど、お互いに口数も少ない。


切符を買って、改札口に向かうと、そこにはスーツを来た人たちがいっぱい並んでた。


「(どっかで見たことあるな~)」

と思ってると、聞いたことのある声が私を呼んだ。


「へ?」


ビックリして、よく見ると……、それは私の通う塾の先生たちだったの。


「ごめんね、ちょっと待ってて」

と友達に断りを入れてから先生たちの元へと駆け寄った。


「あの…、何でここに…」


「おはよう、舞凛」


「あっ、おはようございます」

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