貴方と私の秘密の関係
「ん?」


「あの…、和くんは?今日はいないみたいだけど、珍しいね?」


「(!!)あっ、あぁ…」


「(??)浩ちゃん?」


「えっ、あぁ…」


「和くん、どうしたの?」


「和哉は…」


そう言って、次の言葉を待ってた。


だけど、タイミング悪く、授業が始まるチャイムと先生たちの声で消されてしまい、

聞くことが出来なかった。


その瞬間、私は浩ちゃんの表情を見逃さなかった。


あからさまにホッとした表情をした浩ちゃんを…。


浩ちゃん、何か隠してる…?

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