貴方と私の秘密の関係
舞凛が下を押さえていた為、見えなかったのだ。



p.s会いたい。



…え? あ、いたい…?


一瞬、わけがわからなくなって、頭が真っ白になった。



だが、直ぐに正気を取り戻した舞凛。



確かに和くんの字で書いてあるその言葉。


和くんが会いたがってる…?


そう、思ってもいいの?


和くん、私本当に期待しちゃうよ…。


いなくなっちゃったのに、これ以上私の心を掻き乱さないでよっ。


和くん…どうしてそんな言葉書いたの?

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