貴方と私の秘密の関係
離れている間、いろいろ話したくてしょうがなくて、

話題が尽きることはお互いになかった。


話していくうちにやっぱり思うことがあるの。


それは、今日だけじゃなくて、会って話す度に思うんだ。


やっぱり、この人が好きだなって。


私の好きな人はこの人しかいない…って。


「舞凛?どうかしたのか?」


「へ?」


「いや、ボーっとしてたから」


よく私のこと見ててくれるんだよね、和くんは。


塾にいた頃もそうだった…他の生徒にもそうだったけど、その人のことよく見てる。


だから、様子が可笑しいと心配して声を掛けるんだよね。


そんな和くんの優しさ、気遣いが凄く嬉しかったな~…。


今も嬉しいけどね。

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