貴方と私の秘密の関係
それに、そんな和くんに何度も元気付けられたし、助けて貰った。


和くんは知らないだろうけど、本当に何度も元気付けられたんだから。


「和くん……、…好き」


「(!!)」


「あっ…」


ど、どうしようっ!!


言っちゃった…言わないって決めてたのに…。


「……ごめん」


「…ううん。ごめんね、変なこと言って。困らせちゃったよね」


「…」


「(ダメ…っ、泣きそう…っ)ご、ごめんね。先に帰るね」


そう言って私は一目散に走り出した。


「舞凛!!」

< 316 / 333 >

この作品をシェア

pagetop