貴方と私の秘密の関係
「じゃぁ、後でな、和哉」


「あっ、あぁ…(アイツら、本当にどういう関係なんだよ?)」



呆然としている和哉を置いて、2人は塾から出て行ったのだった。


帰るとき、ほとんどが授業をしていて、塾長も副塾長もいなかったため、

一緒に出ることが出来たのだった。


そして、浩介は舞凛を送り届け、用事を済ませ、和也との待ち合わせ場所にいた。



「悪かったな、待たせて」


「別に。俺もさっき、塾から来たばっかだし」


「そっか」


「あぁ。んじゃ、行くか」


「あぁ。今日は良い店見つけたんだ」



そんな会話をしながら、そのお店へと向かう2人だった。

< 59 / 333 >

この作品をシェア

pagetop