貴方と私の秘密の関係
「あぁ」


「いいぜ、受けてたってやる。手加減はしねぇ-よ」


「望むところだ。アイツは必ず、俺が貰うからな」


「わかんねぇ~よ?幼なじみの方がかなり有利だし?

今まで、アイツのことずっと見て来たわけだから」


「まぁ、そうかもしんねぇーけど、人って変わって行くじゃん。

お前の知らない舞凛がいるかもしんねぇーだろ。

だけど、俺はアイツを振り向かせてみせるさ」


「そーだな。まぁ、これからは友達として、ライバルとしてもよろしくな」


「あぁ」


「これからの2人の奪い合いに乾杯」


「乾杯」



そう言いながら、2人はグラスで乾杯したのだった。

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