貴方と私の秘密の関係
「舞凛~、授業始めるぞ」


「あっ、うん」


「で、今日テスト返されただろ?」


「あっ、うん」


「見せて」


「…はい」


「何?そんなに悪かったのかよ?」


「えっ、違うよ?ちょっと、疲れてただけだよ」


「そっか」


そう言いながら、和くんはテストの答案用紙を受け取った。


「おっ、何、かなりいい点数じゃん」


「エヘへ~、うん!!自分でも驚いた」


「よく頑張ったじゃん」

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