あなたに言いたかったこと
男はよろめく
私はそんなに軽くねぇ
金髪だからって軽く見んな
そう言おうとしたら
「あぁ~君たちは昨日の…」
私の後ろから声が聞こえた
男たちは青ざめてその場から逃げていった
「大丈夫? 絡まれてたみたいだけど?」
私は後ろを振り返った
そこには少し明るい茶色の髪の男が立っていた
「あんなヤツら余裕なのに…」
私は小さい声でつぶやいた
男は聞こえなかったのか、ん?と言うような顔をしていた
「どうも…」
一応お礼はいったし、
私は通り過ぎようと思ったら腕を捕まれた
「待って!! ちょっと来て」
私は顔を歪ませた
「嫌…」
すると いきなりお姫様だっこをしれた
「や、やめろ!! おろせ!!」