流れ星
☆第2章☆
そして、とあるカラオケボックスに。
だから歌えないって~・・・
「なに歌う?w」
「んじゃこれ歌うかなw」
「いいじゃん聞かせて~w」
俊と杏華の楽しい話声が聞こえるなか・・・
亮哉と美香は、ただただ二人の会話を聞いていた。
「ねぇ、杏華。うちトイレ行ってくる。」
「いってらっしゃいw」
「あ」
「俺も」
「ツレション?仲いいね~」
「んなわけないでしょ!!冗談やめてよ!!」
「ごめん ごめん!!いってらっしゃいww」
も~杏華ったらなんであんな事言うんだろ。
こっちが恥ずかしいっての!!
あ、そういえば今あの子達二人っきりなんじゃない?w
いいチャンスだ!!
もしかしたらもう付き合ってたりしてるかもww
てな事を考えてる瞬間・・・
だれかとぶつかった。
「痛っ!!す、すいません!!」
「って、亮哉くん?w」
「ねぇ、くんってやめて。」
「え?どういうこと?」
「だーかーらー、くんって言わなくていいから。」
「あ、うん。」
「あとさぁ、暇だしぬけださない?」
「あ、あぁ・・べつにいいけど杏華に連絡しなきゃ。」
「あ、あいつらなら大丈夫だよ。」
「え、なんで?」
「いや、なんとなく。」
「そっかぁ・・・」