愛の療法
その後、2人でレストランへ行き、他愛もない話をずっとしていた。
その度に私は顔を赤らめたりうつむいたりしていた。
もう私の中でははっきりしていた。
先生のことが好きなんだったこと。
食事も終わり、私達は店から出てその辺をうろうろしていた。
しばらく歩いていると2人の夫婦が正面から歩いてきた。
その2人は小さな子供を幸せそうに抱っこしていた。
私も・・・透先生とあんなふうになりたい・・・。
そう思いながら私がその夫婦の方を見つめているのに気付いたのか、急に先生は私の手を握った。
「えっ・・」
私が驚いていると先生は微笑むと手を優しく繋いだまま歩き出した。
こんな時間が楽しくて、先生が私に近付く度に私の胸はきゅんって締め付けられる。
その度に私は顔を赤らめたりうつむいたりしていた。
もう私の中でははっきりしていた。
先生のことが好きなんだったこと。
食事も終わり、私達は店から出てその辺をうろうろしていた。
しばらく歩いていると2人の夫婦が正面から歩いてきた。
その2人は小さな子供を幸せそうに抱っこしていた。
私も・・・透先生とあんなふうになりたい・・・。
そう思いながら私がその夫婦の方を見つめているのに気付いたのか、急に先生は私の手を握った。
「えっ・・」
私が驚いていると先生は微笑むと手を優しく繋いだまま歩き出した。
こんな時間が楽しくて、先生が私に近付く度に私の胸はきゅんって締め付けられる。