愛の療法
私は気付くと家にいた。
「あれ・・・?昨日病院で・・・寝てたはずなのに・・・??」
ふと横を見ると啓介も私の隣で寝ていた。
私は気付いた。
部屋に・・・先生の香りが残っていることに・・・・。
もしかして・・・部屋にいたの・・・?
机に出しっぱなしの紅茶のカップを持つと、まだ温かかった。
先生の残り香・・・このカップ・・・ついさっきまでここにいたんだ・・・・。
そう思うと昨夜の出来事が頭に浮かんできて私の胸を締め付ける。
すると啓介が起きて私の手を掴んだ。
「ママ?どしたの?」
「えっ!?ううん。なんでもないよ。」
私は啓介に笑ってみせた。
「ねえ・・・啓介。昨日透先生が家に来たんだっけ?」
私がそう聞くと啓介は笑顔になってこう答えた。
「うんっ!!家まで送ってくれたんだよ。」
「そっか・・・。」
透先生に会いたい・・・・。
今すぐ声を聞きたい。抱きしめたい。触れたい。
私は急いで準備を始めた。
カレンダーに目をやると今日の日にちに大きく赤いペンで丸がつけてあった・・・。
「あれ・・・?昨日病院で・・・寝てたはずなのに・・・??」
ふと横を見ると啓介も私の隣で寝ていた。
私は気付いた。
部屋に・・・先生の香りが残っていることに・・・・。
もしかして・・・部屋にいたの・・・?
机に出しっぱなしの紅茶のカップを持つと、まだ温かかった。
先生の残り香・・・このカップ・・・ついさっきまでここにいたんだ・・・・。
そう思うと昨夜の出来事が頭に浮かんできて私の胸を締め付ける。
すると啓介が起きて私の手を掴んだ。
「ママ?どしたの?」
「えっ!?ううん。なんでもないよ。」
私は啓介に笑ってみせた。
「ねえ・・・啓介。昨日透先生が家に来たんだっけ?」
私がそう聞くと啓介は笑顔になってこう答えた。
「うんっ!!家まで送ってくれたんだよ。」
「そっか・・・。」
透先生に会いたい・・・・。
今すぐ声を聞きたい。抱きしめたい。触れたい。
私は急いで準備を始めた。
カレンダーに目をやると今日の日にちに大きく赤いペンで丸がつけてあった・・・。