愛の療法
入院
その夜、私は啓介の荒い息遣いで目を覚ました。
啓介は苦しそうにゼイゼイ息をしている。


「啓介?どしたの?」
するとときどき咳き込んだりしていることがわかった。

「大丈夫・・・このくらいなら・・・。」
いつものちょっとした発作よ・・・・


私は疲れていて、そのまま気にせず眠りこんでしまった。




その後も啓介の苦しそうな咳が途絶えることはなかった・・・。
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