私と××しませんか!?
―3
「どうした?」
そう聞いてから少しだけ後悔した。
彼女と俺はそんなに親しくもない。
逆に迷惑にならないか・・?
「え・・何がですか?」
「なんか困ってるみたいだからさ」
「・・・・え?私が」
心配をかけられたこと自体は気にしてないようだが
今度は驚いたような表情だ。
「・・どうして・・・・が・・」
何かぼそぼそ小言で話しているようだが
俺はからは何も聞こえない。
「ん?」
「先輩、名前を教えてもらってもいいですか?」
「ああ高須颯(たかす・はやて)だけど、君は?」
「三科桜(みしな・さくら)です。高須先輩、一つ質問いいですか?」
「あぁ」
お互い下に俯いたままの会話。
彼女の張りつめた声は彼女の顔を見なくても心境がうかがえる。
「高須先輩は、私の事どうおもいますか」
いきなり何を言い出すんだ、コイツ
驚きgetしました。
(えーっと何を言うべきなのか)
(と、いうか俺達まだ初対面なんじゃ・・・)