私と××しませんか!?
―4
「高須先輩は、私の事どう思いますか」
「・・・・・・・」
彼女は俺の返答を待っているようだ。
しかし、どうやってこの難関を突破するよ俺・・。
「えっと可愛い!かな・・ハハ」
「え///」
「「//////」」
・・・・・そんなわけあるか。あったらいーけどよ・・
というかまずそんなセリフは俺には言えそうにはない。
まず、開口一番にそんな事言われたら俺だったら引く。間違いなく。
何でもいい!この状況を抜け出せる突破口をくれッ!!
褒美はやる!焼そばパンか!?コロッケパンか!?
なんだったら一番人気のオム焼きそばでも構わない!!!
気まずいんだよお!
その瞬間、身体に電流が走ったような間隔が起こる。
これは!!イケる!この状況を抜け出せる切り口がつかめたぜ・・
「初めてあった時から一目惚れでした!!」
ああ、一目見たときすげー可愛いって思ったんだよなー
それをそのまんま伝えればいいだけじゃねーか。
彼女は・・・すごく驚いた表情。
そりゃそうだろ、まだ初対面の男からこんなセリフ言われたら
って、ん?
あれ、俺・・・なんか
間違えたァァァ!!!!?
オム焼きそばパンgetしました。
(ほっほっほ若者よ、感謝せい)
(感謝できねェ!てかお前誰だよ!!?)
(ひ、み、つ♥)
(ジジィ気持ち悪いわ!)