青春時計
ジリリリリリwww

ガシッ

朝からうるさい目覚ましを止めて一階に下りる

「紗菜、おはよう早く朝ごはん食べちゃって」

久しぶりに見るお母さんとお父さん

といっても3日ぶりだけど

「うんww」

あたしは眠たい目をこすってご飯を食べ学校に行った




「おはよ―♪」

「おはよー紗菜!!」

待ち合わせ場所に一番に来てるのはいつも奈々

奈々は立ってるだけでも絵になるほどのスタイルのよさ

とても中1には見えない

「ねえ紗菜あ,奏太に手紙で告白しようと思うんだけどこの内容でいいかなあ?」

奈々は恥ずかしそうに昨日必死で考えたという手紙を見せてきた

――――――――――――――――

奏太へ

いきなり手紙書いてごめんね

突然だけど,

あたし小学校の頃から奏太のことが

好きだったの。

よかったら付き合ってください

        山本 奈々


――――――――――――――――

一晩考えたにしては

意外と普通でシンプルだった

だけどすごく奈々のストレートな思いが伝わってきた

「ごめん、あたし告白とかしたことないからよくわかんないや。沙羅が来たら見てもらいなよ!!!」


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