青春時計
分かれ道
「紗菜あ―!!帰ろう♪」
「うん。ちょっとまってえ沙羅!!」
奈々が告白してから1ヶ月が過ぎた
奈々と奏太は・・・
付き合うことになった
あたしはもう奏太のことなんて好きじゃない
だから奈々がOKされたあの日も
少しだけ…少しだけ涙が出たけど
そんなに悲しくなかった
奈々達は今日みたいな放課後の部活が休みの日には
必ず一緒に帰っていた
沙羅達も部活が休みになれば逢っているみたいだった
これで3人のなかで彼氏が居ないのは
あたしだけになってしまった――
「奈々達超ラブラブだよね―!!」
靴に履き替えているときに
同じ学年の子が奈々と奏太の噂をしてた
ズキン――
あたしは彼氏がいる奈々に相当嫉妬していた
「うん。ちょっとまってえ沙羅!!」
奈々が告白してから1ヶ月が過ぎた
奈々と奏太は・・・
付き合うことになった
あたしはもう奏太のことなんて好きじゃない
だから奈々がOKされたあの日も
少しだけ…少しだけ涙が出たけど
そんなに悲しくなかった
奈々達は今日みたいな放課後の部活が休みの日には
必ず一緒に帰っていた
沙羅達も部活が休みになれば逢っているみたいだった
これで3人のなかで彼氏が居ないのは
あたしだけになってしまった――
「奈々達超ラブラブだよね―!!」
靴に履き替えているときに
同じ学年の子が奈々と奏太の噂をしてた
ズキン――
あたしは彼氏がいる奈々に相当嫉妬していた