青春時計
バンッ―

「さ、沙羅?」

明らかに怒った表情の奈々


「奈々さあ、それ本気で言ってんの?」


「別に?本気だけど、なんか文句ある?」


うひょっ!!

このままじゃやばいかも…


ど、どーしよ

おろおろなあたし

「なんで?なんでそんな簡単に別れたいなんて言えるの?
あの時あんなに頑張って告白してOK貰ったのに...
沙羅も紗菜もずっと奈々のこと応援してたんだよ!!??
沙羅ね、奈々が恋してくれたときほんとに嬉しかったの?
ねぇ?もう少し頑張ろうよ?」

涙もろい沙羅はすでに半べそ

「さ、沙羅。落ち着いて!!座って座って」

どっちの見方も出来ないから

とにかく沙羅を座らせた

バンッ―

「沙羅はいいよね。」

「え?」

次の反抗は奈々

沙羅は涙を拭きながら奈々を見る
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