青春時計
第3章

さよなら

次の日の朝

「おはよーってあれ?奈々は?」


いつもの集合場所に行ったら沙羅が先に居た

その代わり奈々が居なかった

「知らないあんな人…」

「沙羅...」

相変わらず沙羅は奈々のこと怒ってるみたい

奈々の気持ちも知らないで


「行こうよ紗菜♪」

「あ、うん」

複雑な気持ちのままあたしは歩き出した

「あ、そー言えばさ中間テストも終わったし遊びに行こうよ!!」

「あ、いいねぇ~どこ行く?」

「フリーマーケット行こう!!??」

上機嫌な沙羅

「OK★ぢゃあ奈々も誘わなきゃね!!」

不意に奈々の名前を出してみた

「奈々はいいよ。」

さっきとは違って不機嫌な沙羅

「あ、うん...」

あ~!!あたしどーすればいいの!!??

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