青春時計
「あれ?紗菜?海斗はいいの?」

沙羅が心配そうに聞いてきた

「あ~いいの、いいの。最近なんか海斗うざいし」

あっ

口が滑った

沙羅と海斗はイトコだったんだ!!

「なんで?何かあった?」

あれ?

沙羅怒んない...ひとまず(*´д`)ホ

「あのね、海斗最近あたし意外の女の子とよく話したり、一緒に居たり。。。
それであたしにはメールも電話もくれないの。
だからなんか~・・・ね」

沙羅の顔色を伺いながら話すあたし

「そっかあ-...ぢゃあ沙羅からも海斗に言っておくね」

「あ、いいの。別にたいしたことぢゃないから」

あたしは話を流すように次の英語の準備をした

「ねぇ紗菜?」

「ん~何沙羅?」

教科書をパラパラしながら空を眺めるあたし


「紗菜って、海斗のこと好きなの?」

「え?」

空はこんなに青いのに

あたしの心の中は沙羅のコトバで一瞬に曇った
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