One Love
第1章

わたし

「今日も武宮さんまじキレ~~・・」

「本当だね!!脚ほそ!!」

「スタイル良いよね~」

「髪の毛も超綺麗何ですけど・・・。」

はぁ・・・
別に普通だから。

「けど、あの人って体売ってんでしょ??」

「「えぇ??!そうなの??!」」

「らしいよ~~」

どこから湧いたの、
そんな話・・。

あたしの名前は
武宮さゆ。
16、高2。

「さゆ~~売店行こ~♪」

あたしのまん前で
めっちゃ顔を近づけて
話しかけてきたのは
あたしのただ1人の親友の辻村佐恵子。
           茶色い髪。
           綺麗に揃ってる、
パッツン前髪。
           丁寧に巻いた長い髪を
耳の高さで2つ結びをしている。

ぱっちり二重で
綺麗というより可愛い顔立ちをしている。

「さえこ、売店行き過ぎだから。」

あたしが冷たくいい放つとニカッっと笑って

「だって売店好きだもん!!笑」

何だそれ・・・笑

さえことは中学からの
付き合いで、
さえこの過去の事なら
結構何でも知ってる。

逆にあたしの事も
だいぶ知ってくれてると
思う。

「も~~~わかったよ!!」

「や~~さゆちゃんありがとうっ♪」

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