One Love

ありえないでしょ…

スカートの中から
足を触られる。

「すべすべ~」

「触らないで!!
どいて!!」

誰か~…

健二はあたしの
首元に顔をうずめた。


「ひゃっ…!」


あたしの首を舐める。


「感じてる??」


「ふざけんな。」

そのまま
首に強く吸い付かれる。


ああ…、、、


「お前ら
何してんだあ??」


遠くから聞こえた
先生の声。


見張りをしていた
2人の男が
焦りだした。

「ヤベーぞ、健二!!
人が来た!!」


健二は
大きな舌打ちをして
あたしの上からどき、
逃げて行った。


…助かった。

キスマーク付けられ
ちゃったけど。


当分、
1人で帰るのは辞めよう。


あたしも
先生に捕まらないうちに
急いで教室を出た。

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