One Love

何それ・・・笑。

「あ~!!中野さん!!!」

後ろから
よく知っている声が響く。さえこうるさい・・。

「さえこちゃんじゃん!!
え、なになに~??
さゆちゃんって
さえこちゃんの友達??」

「そうですよ~♪
さえこの中学からの
親友のさゆちゃんです♪」

んん~??
どうゆう関係???

「あの・・・・。」

「あ、さゆごめんね。
中野さんはさえこの
バイト先の先輩なの♪

先月からカフェで
バイト始めたって言ったじゃん??」

あ~・・・言ってた気がする!!

「あ、じゃあ
さえこちゃんが
いつも話してた友達って
さゆちゃんの事なんだ??」
いつも話してた友達??

「もう!!
言わなくていいですから!!!」

「はは!!ごめん、ごめん」

春一さんは
さえこの頭を
くしゃくしゃと撫でる。


・・・・・。
何、この感覚。
変な感じ。

「じゃあ
俺そろそろ行くな。
ばいばい、2人とも♪」

春一さんは
ひらひらと手を振って
去っていった。

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