イジワルチェリー



そんな中、俺は見つけてしまった。


入学早々、大勢の女子が俺に言い寄る中、

唯一俺に興味を示さない女。


乙崎桜。

その女の名前だ。


桜は、俺に体当たりを食らわしたにも関わらず、

謝るどころかシカトした女だ。


普通の女なら俺とぶつかったことに舞い上がるはずなのに

桜は違っていた。





< 20 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop