イジワルチェリー
朝、俺は校門を通りかかっている桜の姿を発見。
すぐさま近づいた。
桜は顔色ひとつ変えない。
すげーな、なかなか手ごわいぜ。
なんかいい方法ねーかな。
…そうだ。
「眼鏡止めてコンタクトにすれば?ほら!」
俺は桜の黒ぶち眼鏡を奪ってやった。
眼鏡なしの顔を間近で見てやろうと顔を近づけた。
……!!
眼鏡を取られた桜の顔…
目がぱっちりしていて、まつ毛が長くて、
俺は目を疑った。
桜は結構かわいかった。
「…!!止めてください!返してください!!」
桜が俺の手から眼鏡を奪い返して再びかけた。